2020-04-15から1日間の記事一覧

0414

「自我」というのは、「他者の廃棄」の記憶によって生み出される「疚しい意識」であるといえるだろう。「他者の廃棄」の記憶につきまとう疚しさから、すべてを自分の記憶として、いいかえるならば「自分にとっての存在」、それ自身からするなら「他者に対す…

0413

昼起きる。 夕方まで順調に「集中」で区切って今日は新しめの研究書をさらう。最近読んだ論文にどれも触れていて、かつ自分の主張とあまり合わない議論が展開されているのでまあちょうどいいタイミングで読んだような。読書中、集中が切れたタイミングで筋ト…

0412

感性主義のイデオロギーとは、実在の力と、魂につけられたその傷跡しか考えない立場のことであり、そのとき、正しい名とは傷つけたものとそれによってついた傷口との一致ということにほかならないだろう。そこで忘却されるのは傷の置き換えのメカニズムとし…